2016年08月15日
しんこ
家人の都合で二日ほど早くお墓参りに行って来た。
「地獄のフタが閉まらんうちに、お精霊さん、
早うに送ってあげてや」 義母はよくそう言ってたけれど。
十六日までは滞在中な訳で。ゆっくりと。
それでも七時前には到着。
誰かれなく 「よう、お参り」と掛け合う声もなく
静かなお墓参りになった。
いつだったか。
「お精霊さん、地獄に送っちゃうんですか?」と
義母に尋ねると
「ホンマやわ! あかんわね~~。
でも、ここでは、そう、言わはるんやわ~。
おうち(私のこと)、よう、気いつかはって」と
お腹をかかえて笑っていた。
今年は少しばかり早いんですけど
ご先祖さま、ご一同さま、
くれぐれも、地獄へ行きませんように!
2016年08月11日
お盆
八日に帰宅。
お仏壇の掃除、お供えの買い物など。
あちらへばたばた、こちらへパタパタ。
涼しいうちに庭の草引きなんぞも。
野菜、果物のほかに
小さな仏さまのためにニッキ水
カルメ焼き、ココアシガレットに飴ちゃん。
大きな蓮の葉に盛り合わせる。
御主さん(お坊さん)のお座布、
木魚と鉦も揃えて準備完了。
槙の小枝で水を打ち
鉦を叩きながらナムナムナム。
十回なんだけど。
多いような、少ないような。