さぽろぐ

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2009年02月28日

心にちょんと…

 『立春や心にちょんと鬼がいて』 節分の日の朝刊に坪内稔典さんの俳句が載っていた。あっちこっち背中を向けて、ちょこんと座っていた鬼が、読むなり一斉にこちらを振り返ったような気がして。思わず、ニヤリとしてしまった。

それから、数日後のこと。その句を読んだ女性の投稿が掲載されていた。今までは、鬼役の夫に豆撒き散らして家族の幸せを願っていたのだけれど。本当の鬼は自分の心の中に居たのだと。時には怒り、時には愚痴り、欲ボケ、人を罵りもすれば傷つけもする。その挙句に自己嫌悪に陥ってしまう。そんな自分の心に棲む鬼、それを退治すべきだったのだと。稔典さんの句で初めて気づくことが出来た。しっかり反省、有り難うございました。。。とある。確かに、そうなんだけど。

いったい、一日に何回、鬼退治することになるんだろうとか(私の場合ね)。朝早から、晩に寝床に着くまで、終日、鬼追い掛けまわさにゃならん、とか。しばし真剣に考えてみたものの、しまいには、三日月のような目をして鬼と肩並べてニヤッと笑った自分を思い浮かべ、”共存共栄”なる言葉まで思いつく。人それぞれとは言うけれど。   


Posted by nimoji at 23:50新聞