やっと、ほっと、ひと息

nimoji

2016年05月21日 21:24


母と甥の納骨をしました。
去年の八月に母が亡くなり、その三か月後には甥が急死。
五年ほど前に右大腿骨粉砕骨折のあと三年間ほぼ寝たきりの母。
自宅で心筋梗塞。最期は集中治療室で意識の戻らぬままでした。

母の葬儀の数日前から妹が体調を崩し、葬儀翌日には手足が脱力。
三日目には全身の痛みと硬直で寝たきりになりました。
幾つかの病院で診察を受けるも原因不明。
ひととおりの検査でも異常は見つからず入院も出来ず。

妹ひとりを残して帰れず。東京暮らしが始まりました。
実家といえども毎日一緒に暮らしていた訳ではありませんし。
それはそれなりに、なんやかやありまして。

「元気になるまで納骨は待っててね」の妹の言葉に
「んじゃ、早くゆっくり良くなんないとね~」と私。

十二月中旬、妹が緊急入院。
五日後に病院の不手際から心肺停止に陥り、集中治療室へ。
なんとか意識が戻り、心配された後遺症もなく転院。
現在の病院で神経難病と診断されました。

「もうすぐお盆だね」がきっかけになったのか。
「お母さん、納骨してあげて」と妹。

五月にしては少しばかり暑かったけれど風心地よく青空。
兄と甥夫婦に息子たち。
やっと、ほっと、ひと息。

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